映画レビュー:スウィーニー・トッド

第3回目となりました映画レビューです。
今回は「スウィーニー・トッド」を見たのでお話します。
副題には「フリード街の悪魔の理髪師」とつきます。
■簡単なあらすじ
とても美人な妻と可愛い娘と幸せに暮らしていた街の理髪師。
そんなとき、美人妻を狙った判事により、濡れ衣を着せられ罰を受けることになりました。
刑罰が終わり、理髪師はトッドとして再び街に戻ってきました。復習のためです。
自分の店のあった場所にはさびれたパイ屋が。そこの女主人と協力して、トッドは復習をすすめていき…
ジョニー・デップ大好き人間だった私が特に気に入っているのがこちらの作品です。
久しぶりに見直しましたがやはりいい!
好きポイントですが
①ミュージカル映画なので美声がきける!
②暗い話+雰囲気だが切なく美しい世界観
③キャストが神
まず、こちらの映画完全にミュージカル映画です。ディズニー張りに歌うたいまくってます。笑
話的には胸糞な部分もあり、映像としても血が出まくる結構過激な作品ですが、歌のおかげで中和されております。(自分的には)
あとは、画面や登場人物の顔色が常にくらいのに対比する朗らかな歌のギャップも面白いです!
あとは回想シーンは凄くあたたかな色味なのに現実は基本的にグレー…その差も幸せと絶望を表現していて素晴らしいなと感じました。
あとはキャスト!これです!!
私、大のハリポタファンなのですが…
ハリポタファンはぜひこちらの作品も見てほしいです。
ヘレナ・ボナム=カーターさんはジョニー・デップとの共演数も多い名女優ですね。同じくティム・バートン監督作品の常連でもありました。
ベラトリックス役のときの強く美しい女性像のままです!ほんとすき。(語彙力)
判事約はアラン・リックマンさん。スネイプ先生…!キャラとしては意地悪?で一途なのは完全にそのままですね。冤罪で罰するのはやりすぎかな…笑
ティモシー・スポールさん。まさかの!でした。顔がそのまま…w当たり前なんですけどね。今回も腰巾着タイプのキャラを演じられていました。ピーター・ペティグリューですね。
最初見たとき「あれ、え!?この人も?え、また出てくるの!?」なんてテンション爆上がりでしたね…
あとは監督も好きですね。ティム・バートン監督の作品はどれも有名で素晴らしいものが多いです。ジョニー・デップとの共演も多いですよね!
ダークシャドウはめっちゃ見ました…笑
今回も監督らしいというか、ほの暗い雰囲気の素敵な映画でした。
映画レビュー:ムカデ人間

さて第2回映画レビューです。
今回は名作(迷作)「ムカデ人間」についてお話しましょう。
これも私にとっては大変思い出深いといいますか…
友達数人で集まって絶句しながら見た記憶があります。
最近、こちらもU-NEXTにて「New:見放題」とのことで追加されていましたので拝見しました。
■簡単なあらすじ
アメリカ人のリンジーとジェニーは、ヨーロッパを旅行中、レンタカーのアクシデントで森の奥深い道で立ち往生してしまいます。歩き疲れ、雨の中絶望していたところに一軒家を発見。これ幸いとドアを叩くと住人ヨーゼフ・ハイター博士が出て招き入れてくれました。その後出された水を飲むと眠気に襲われ、起きた2人はベッドに縛り付けられており…
良くも悪くも有名な作品です。狂気とサイコパス、友情と追い詰められた人間の覚悟、もしくは人間のたくましさなど…私的には様々なドラマが詰められた映画だなあと思っています。
あくなき探究心は文明を発展させる場合と、人間を壊してしまう場合がある…そんな映画ですね。
この映画で面白いところは、日本人の俳優が日本人として参加しているところです。
この映画、言語が英語、日本語、ドイツ語と飛び交っています。
更に日本語はコテコテの関西弁。「なんやねん!」等がばんばんでてきます。笑
それもわざとか?ってくらいハイター博士のセリフの裏で叫んでいるものですから、手術の話をするというシリアスなシーンにも関わらず何となくふっと笑ってしまうような、異様な感覚に陥ります。
俳優さんは北村昭博さん。調べたところ映画内の関西弁は亀田兄弟の父親からトレースしており、なるほど迫力があったわけだと。
さらに台本にはセリフがほとんど書いていなかったのでほぼ即興だったそうです。「たしかにそんな感じすぎる」って思いました。ここは是非見てほしいです。笑
ストーリーとしては終始げんなりです。救いも無ければ復習もない。
最悪ですがせめてハイター博士だけでもハッピーになってほしかったのですがそうもいかず。
最初は実験の成功を泣くほど喜んでいましたが中々いうことを聞かないムカデ人間にイライラ。警察もきてイライラ。
もう、ネガティブの塊のような内容です。笑
そんな映画でしたが私としては途中にも書いたように、キャラの心情を考えると何とも言えない気持ちになる、そこそこ好きな映画です。
見ていて気持ちのいいものでは無いですが、ただのスプラッタ映画ではないという位置付けですね。
そこまで苦手でない人にはお勧めしたい作品です。
こちらも調べていてわかったのですが、ハイター博士を演じたディーター・ライザーさんが2020年に亡くなられていたと知りました。彼の演技はムカデ人間シリーズでしか拝見したことがありませんが、とても迫真の演技をされる方でした。彼のハイター博士は今後も語り継がれるサイコパスキャラの代表格ではないでしょうか。今更ではありますが、謹んでお悔やみ申し上げます。
映画レビュー:サイレントヒル
とても懐かしい映画を最近見直しました。
というのも、私普段ゲームの実況や解説動画を見るのが好きで…
特に自分でプレーできない、ホラー系を好んで見ています。
(大層なビビりなので…)
そこで、サイレントヒルの解説を一気見した際に
【そういや映画化してたな…三角様みたいな…】
と思い立ち、U-NEXTにて鑑賞しました。
■簡単なあらすじ
ローズとクリストファー夫妻には、1人娘シャロンがいます。夫婦は娘を大切に育てていましたが、時々夢遊病の様な症状があることが悩みでした。ある日、ローズはシャロンがつぶやく「サイレントヒル」に何か解決策があるのでは、と考え、夫に内緒で娘と2人サイレントヒルへ向かいます。
そこで、2人を待ち受ける世界とは…
といったお話です。
ゲームは昔から大好きで、当時映画が公開されたときは大歓喜でした。
しかし一方で「どうせゲームに沿ってなかったり、キャラが変になっているんでしょ」と偏見も持っていました。(映画化あるあるのがっかり笑)
ですが、サイレントヒルはある意味期待外れでした。ストーリーは崩さず、世界観も完璧に再現、裏世界の不気味さは完全にゲームと一緒でした。
なによりクリーチャーの再現度が高い!われらが三角様の完璧さはもうため息物です。
めっちゃムキムキでした…かっこいい笑
ネタバレは控えますが、最後までどこかしら寂しい気持ちで終わってしまうのもサイレントヒルらしい点ですね。
父の愛、母の愛は偉大です。素敵なご両親だなあと思いました。
一方でゆがんだ愛も存在するわけで…
今後のサイレントヒルシリーズを見る上でも、是非押さえておきたい原点ですね。
続編もですが、サイレントヒル主人公はロングブーツを着用しております。とてもセクシーです。笑
さらに、シャロン / アレッサの声優はしょこたんさんです。とても上手で最初はわかりませんでした…さすがでございます。
続編(ゲームでいう3)の【サイレントヒル リベレーション】も近いうちに見たいですね…
私の中で一番印象が強いのはサイレントヒル:HomeComingですね。
こちらは兄弟愛…なのか、家族のありかたなのか。長男の苦難?的な。
昔見た実況者が、Homecomingに出てくる警官の字幕をおかま口調にしていたのも相まって一番記憶に残っています。笑
投稿者名は控えますが…見たことある人いるかな?(年齢がバレそう)
とても懐かしい気持ちになる映画でした。楽しかった。